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IR説明会参加企業『アスカネット東証M2438』レポートPART 1
東京IPOアルバイトの鰊
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みなさま始めまして。
東京IPOのアルバイトの鰊といいます。
突然ですが、編集長から「メルマガのコンテンツを考えろ」と命令を承ってし
まいました。
私自身も、東京IPOに興味をもってくださる方との接点を増やすことは望む
ところなので、喜んで拝命しました。が、
編集長のように証券業界の酸いも甘いも知り尽くした人間ではありませんので、
皆様にとっては至らない点も多々あるかと思います。ご迷惑な点もあるかと思
いますが何卒お付き合いいただければ幸いです。
なお、私の素性はおいおい明かしていく予定です。
いつも場内整理を行いながら参加企業の社長を聞いているのですが、その中で
気になる企業をピックアップして、当日お越しいただけなかった個人投資家の
方々に伝えていきたいと思います。
では第1回は7月16日の東京IPO説明会に登場いただいたアスカネット(2438)
のプレゼンの要約として、会社のコアと社長の横顔を取り上げたいと思います。
いきなりですが、アスカネットのコア。それは
「プロの写真編集技術を一般人でも使えるようにする技術」です。
最初の感想としては、「その技術で儲かるイメージが湧かない」でした、が、
それが冠婚葬祭と結びつくという社長のプレゼン後には、「なるほどな」に変
わりました。
堅いビジネス「葬」と成長性を期待できるビジネス「冠婚祭」、その詳細を以
下説明します。
まず、売上の65%を占める「葬」とは、葬儀社とネットワークを構築し、遺影
写真等の合成・加工を行う事業です。
これが強い。
初めて知ったのですが、遺影は葬式には必須ですが、その為の写真を用意して
あることは多くないそうです。確かに用意するのも縁起が悪いですし。
ただ、最後の舞台ということで、なるべく映える写真が欲しい、その結果とし
て合成写真のニーズが非常に高いとのこと。
但し、高いレベルの合成写真を作成するのは至難の業です。あり合わせの写真
で立派な遺影写真を合成できる設備がある場所・それを扱える人材は限られま
すし、数枚の写真のためだけに元データの写真を送るのはコストに合わないし、
時間もない。合成写真を印刷するのも、普通のプリンタでは無理。ないないづ
くしです。
そこで考え出したのが、廉価(80万〜200万)な専用端末を各葬儀社に置いても
らい、遠隔操作で技術者が合成写真を作るモデル。イスラエルの遠隔操作の技
術らしいのです。これを用いることで、24時間いつでも高画質な合成写真を即
座に用意できるアスカネットのコアビジネスが出来上がります。
さらっと説明してしまいましたが、アスカネットが1983年よりデジタル加工に
取り組んできた実績があるからこそ為せる技ということです。
昨年実績約21万枚(全国死亡者の約20%強)。
専用端末を置くことの囲い込み。消耗品は自社製品。
今のところ競合はほとんどない、とのこと。
堅いです。
セガサミーでいうパチスロ事業みたいなものでしょうか。
となると、成長性の「冠婚祭」が気になります・・・・次回へ続く。
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