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IR説明会参加企業『デジタルスケープ 2430・大証ヘラ』レポート
東京IPOアルバイトの鰊
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皆様、鰊です。 地震、台風、猛暑ときて、ようやく相場が動き出しそうな感じです。
ただ、日米GDPを前にちょっと先走りの雰囲気があり、12000円前に調整してしまう雰囲気を感じます。なんとなく居心地の悪い過熱感です。さて、今年に入って息の長い株式市場のテーマと2つあります。
一つがアセットM、ケネディクス、ダヴィンチ等の不動産金融関連。機関投資家には一部利食いの向きもあり、もみ合う展開ですが、まだまだ成長性期待の高いところです。そして、もう一つが人材関連。人材派遣、人材紹介、請負と幅広いテーマですが、フルキャスト、グッドウィル、インテリジェンス、エンジャパン、フジスタッフ、日本エイム、ヒューマンHD、キャリアバンク、キャリアDC、メイテック、ディップ、アルバイトタイムス、ヒューマネジ、ピーエイ、バックスグループ、ピープルスタッフ、クリエイト、アウトソーシング、ワールドIT・・。
それこそキリがなく。しかもキャリアDC(2410)なんて最近大化けしました。フィデリティ等の外資系、独立系のシオズミアセットも5%ルールに登場し、まだまだ発掘されていない銘柄もあるのではないでしょうか。バックスグループ(4306)はMM銘柄で、どこかで弾けても良さそうですし、キャリアDCと提携も始めました。そういえば、これもシオズミアセットが5%超保有しております。前置きが長くなりましたが、今日はその人材関連よりデジタルスケープ(2430)を紹介します。この会社のビジネスは「デジタルクリエイターとITエンジニアに特化した人材の育成と共有」です。分かりやすく言ってしまうと、ゲームエンタテイメント(TVゲーム製作)とWEBソリューション(HP作成や保守)の人材派遣業務が2大ビジネスです。もっとも私はこの会社の2大ビジネスの業界事情には詳しくなく、独自性が高い人材派遣業務をしっかりしたヴィジョンで取り組んでいるのかな、という程度の認識です。悪く言ってしまうと、素人目にはそんなに競争力があるとも思えないということですが。にも関わらず、ここで取り上げたいと思った理由は一つで、「デジタルクリエイターの地位の低さ」を社長が危惧しており、それが会社の原点と感じたからです。
もっと価値のある職業にも関わらず、長年の慣習というだけで、職業として成り立ちにくいデジタルクリエイターの現状を変えたい社長の意気込みにかけるというところです。漫画やアニメで育った人間としてのえこひいきもありますが、やはり「人」を扱い育成する上で大切なのは、その職業を尊重することではないでしょうか。
社長のプレゼンを聞いて強く思いました。優良企業との豊富な取引実績、最先端の技術を学べる技術トレーニング、業界No1の登録者、デジタルハリウッド等の教育機関との連携、経済産業省クリエイター育成講座、等々。デジタルスケープという会社を現時点でアピールする材料は多くありますが、10年後に勝ち残っている要因があるとすれば、その点かなと思います。デジタルクリエイターの地位が上がれば、当然デジタルスケープの守備範囲も広がるはずですし、業界規模も大きくなります。
そこまでいくとあまりにもバラ色の将来ですが、学生時代に河豚料理店のバイト、競輪場のTVカメラマン、耐震検査まで、人材派遣にお世話になった身分からしますと、こういう会社は面白そうに映ります。ちなみに私は東京IPOにバイトとして来ておりますが、ちゃんと本業を持っております。
まあ、広い意味では東京IPOと同じ業界ですが・・。
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