皆様、鰊です。
引っ越してネットもTVもない家に住んでいるので、近頃の台風騒動についていけません。たいてい窓を開けっぱなしで出社するので、今夕は大雨らしいとか聞くと仕事も手につきやしません。
さて、いきなりですが、日経平均入替はサプライズでした。
何が、といいますとまず、発表日。
これまでの経緯から火曜本命・対抗水曜だったのですが、今回はなんと月曜日。
これだけで虚を突かれた格好です。一瞬社内がざわつきました。
次に銘柄。
新生、T&Dはともかくとしてスカイパーフェクト。UFJの代わりに新生で、セクターバランスとしてずっと不足感があった金融からT&Dは妥当。しかし、スカイパーフェクトとは・・。
まったくのノーマークとはいいませんが、今日のS高を見れば意外性をご理解いただけるかと。
あと、除外銘柄候補の平和不動産は除外回避で上昇しましたね。
ちなみに肩透かし組は、日東電工、サミー、ヤクルト。激しく売られました。スカイパーフェクトならサミーの方がエンターテイメントとして相応しいと思いますが、日経平均はそういう基準ではございません。
しかし、日経も手の内を読まれないために必死なのでしょうか?裏を突いてきます。
本日のもうひとつのテーマ「選挙」。
今回の注目は、やはり選挙後の外国人の動きです。
とうのも郵政民営化否決時に、彼らは強烈に日本株を買い上げました。直近の買い越し額もそれを物語ります。何が起きたか一瞬わからなかったほどです。
買った理由は後付けで申し訳ありませんが、
1、世界的に見た場合の日本株の出遅れ。2、選挙後の小泉政権の改革(そこまで楽観的になれる状態ではなかったように思いますが・・)が主な理由といわれています。
日本人に弱気派が多かったのとは対照的でした。冷静になってみれば外資系のレポートは強気派が多かったのですが、あの時点ではやはり日本人脳にならざるをえません。
当たり前ですが外国人は日本人よりも客観的だったということです。
となると、日本人には彼らが選挙を機にどういったアクションを起こしてくるのかいまいち読みにくいのが悩みの種です。
割安感もある程度解消されてきており、利食いにはいいタイミングだし、でもまだ買いに来るのかなあと。
外資系レポートは相変わらず強気です。来年の米株動向は弱気なのに、日本に関しては強気です。
こんなに単純に買いでいいのかなと考えてしまいます。ま、いいのでしょう。
私はとりあえず水曜、木曜がキーと思っております。
このレポートは火曜晩に書いていますが、今日は東証が25億株の出来高を記録し、いってこいの状態でした。
すなわち、国内短期筋も息切れで、じり高相場が終焉した可能性があります。
特に根拠なく選挙まではじり高であるというコンセンサスがあっただけに、水曜木曜で慌てて利食いが止まらない可能性もありそうです。明朝もしっかり外国人が買いに来てくれれば証券自己から落ち着いていくのでしょうが。
ここで利食いが出るかどうか。ちょっと注目したいと思います。
ここを逃したら選挙後に利食うことは考えにくいかなと。
なので本当は水曜の大引け後にレポート書きたいのですが、〆切が・・。
東京IPOアルバイトの鰊 |