皆様、めっきり寒くなって参りましたが
風邪等を患っておりませんでしょうか?
私は先週土曜日に、インフルエンザワクチンを打った影響なのか体調がガタガタに。生まれたこの方インフルエンザに感染したことがないので、余計なことをしなけりゃよかったと後悔しきりです。
それにしても、木曜の日経225はリアルタイムで見ていると14449円まで届き、「あー、惜しかった!!」といってたのに、金曜にサクッと抜いてしまいました。もう手を付けられない雰囲気です。さすがに行き過ぎの感もありますが。
今週はどうなるんでしょうか?
さて、なるべく新鮮なマーケットの話題を提供する月曜日のこの欄。
今週のテーマは、15日(火曜)の昼休みに入った超大型バスケットのクロス、
22銘柄1900億円!!!です。
東証の売買代金が2〜3兆円で推移する中、1社で1900億円、しかもパッシブファンドの動きではありません。やや見劣りする2社を除けば(それでもセクターでは上位に入る銘柄)、日本を代表する20社と言いますかまさに日本買いというような動きです。
内容をみてみると、ドコモ、KDDI、ソニー、トヨタ、MTFG、東電・・「日本の大企業20社を挙げなさい」と言われたら、まったく同じ20社を挙げる方もいらっしゃるかもしれません。
この動きだけでも話題としても十分ですが、マーケットが騒いだのは「9月22日にまったく同じ銘柄の超大型バスケットクロスが入っていること」です。
正確に言うと、9月の動きは20社1800億円弱で、前述で「見劣りする」と書いた2社は含まれておりません。しかし、全く同じ株数の銘柄も散見され、プレイヤーが同じであることは明白。
0ベーシス取引なので、どちらが売買なのか分かりませんが、普通に考えれば20社1800億円を売って、22社1900億円を買い戻した、というところでしょうか?売買が逆になると、物凄く中途半端な2社を手元に残しておいたことになり、ちょっとありえないかなと。
しかし、誰が何のために2回もクロスを行ったのでしょうか?
クロスの時間が2回とも夕方以降だと、外国人かなあと思ったりもしますが、9月が昼休み中で、11月の方が夕方なので、プレーヤーからして絞りにくいです。ま、それも狙いの一つでしょうけども。あ、話題のオイルマネーならありかもしれませんね。
「なぜ?」を考えるときりがないのですが、9月末を外しているところが気になります。
この取引を行えば、9月決算では財務諸表上は現金保有が多くなりますね。
また、株主としても表記されることもないですが、その場合は目的がちょっと分かりません。なんか疚しいのでしょうか?
他にも、9月に一度利食ったけども、予想に反して上昇傾向が止まらないので買い戻したとか。こんなに豪快はことをするならば、最初の買いの時も目立ったいたのでしょうが、私が知らないだけの可能性もありますね。
んー、よく分からない・・
こうして、上司に頼まれた資料の提出が遅くなるわけです。
某運用会社日本株トレーダー 鰊(にしん) |