「今日はいくら納税したか?」
読者の皆さん、そんなこと考えたことありますか?
小泉首相の支持率が1ヶ月前に比べて
10ポイント近く下がったという報道があった。
この間何が起こったのか?
それは「増税」。
公約違反と言う人もいる。
小泉首相は平成19年に入っても
消費税を上げなくてもいいのではないか?
と言うが・・・・
自民党内部でもその議論は分かれているようだ。
まずは小さな政府を国民は望んでいるはず。
その期待に応えるのが政治家の務めというもの。
だが、政治家生命を維持するために
簡単な国家の収支も計算できなくなっては困る。
しかしもっとよく考えると税金を消費しているのは
ほかならない我々国民である。
使いたくないところに使っている税金はないだろうか?
自宅を一歩外に出るとそこは公道である。
舗装された道路自体が税金で作られている。
このように考えながら自宅から駅まで歩くと
あれも、これも、それも、どんどん税金で
作られているものが眼につく。
来年度の国家予算がほぼ固まってきた。
何に使われるか?
国民がわかりやすいものについてはメディア各社が
まとめてくれている。
サラリーマン諸氏は今月の給料で年末調整
が行われて税金が戻ってくる人が多いだろう。
そのとき、源泉徴収票で今年はいくら税金を
払ったかがわかるとお考えの方が多いだろう。
でも、それだけで済んでいないことを認識しなければ
いけない。
今日は税金いくら払った?
タバコ〇本
ビール〇杯
ガソリン〇リットル
高速道路料金
新聞(消費税)
雑誌(消費税)
携帯電話(消費税)
インターネット(消費税)
たぶん毎日いくら税金を払っているなんてわかる人は
いないだろう。
今日も忘年会という人もいるだろう。
お酒を飲むと自動的に納税していることを忘れてはいけない。
そして今年株で大儲けした貴方。
キャピタルゲイン税を払っているはず。
100万円の儲けなら10万円。
500万円の儲けなら50万円。
もちろん日々の株の売買手数料には消費税が入っている。
一度、今年払った税金を計算してみてはどうだろうか。
ひょっとすると源泉徴収票の所得税額が
少なく見えるかもしれない。
東京IPO編集長 西堀敬 column@tokyoipo.com
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