こんばんは、鰊です。
私の周囲で次から次へとトラブルが発生しており、新年度早々に「トラブルに巻き込まれる男 of the year」という有り難くない称号を頂戴してしまいました。
まだ2006年度は1週間しか過ぎてませんけど。
トラブル自体は軽度なものですが、誰かが冷蔵庫のマヨネーズの容器に間違って、歯磨きを詰めてしまった場合に、「マヨネーズと歯磨きは間違えないし、そもそもマヨネーズも歯磨き粉も詰め替えるものではない。まあ、事故にならないけど」と言いたくなるような、「そんなの想定できない」という事象が多発しております。
さて、マーケットはそんな私にお構いなく決算発表前独特の荒れ模様を醸し出してきました。指数自体はゆっくり動くのだけど、個別銘柄で見ると乱高下して、相場全体を見る指標がないという手強い状態です。
その典型的な例が、編集長ブログ、八木さんブログでも触れられている任天堂の上方修正&配当増額。
この御二方がバリバリとブログを執筆していたであろう時間、実は私も少ない脳細胞と反射神経をフル活用しておりました。
久々のリアルタイム実況です。(J:上司、N:鰊)
13:00
N「お。任天堂が14時から記者会見やるってニュース出てますよ」
J「なになに?どの情報端末?」
N「QUICKです。記者会見するって言うだけで内容は分かりませんが。」
J「んー、上方修正でもすんのかな?」
N「これだけ円安に振れて、DSが在庫なしでしょ?まだ、上方修正してないん
でしたっけ?」
J「覚えてないなあ。見たような見てないような・・。」
N「毎日、脳トレやってるの割には効果出てませんねえ。」
13:40
N「おー、やっぱり期待されてるのか上がってますよ、任天堂。」
J「これで『レボリューション発売延期』とかやったら、面白いのになあ。」
N「(反応なし)」
J「ってか、上方修正は多少織り込み済やろし、どこまで行くんやろな。」
N「難しいですよね。中小型ならS高まで持っていかれるでしょうけど、大型株
は材料出尽くしで売りという連中も出てくるでしょうし。」
J「修正幅もどこまでが織り込み済で、どこからがサプライズか分からんしな。」
14:00
N「やっぱり上方修正です。」
J「この動きは出尽くしかな?」
N「っぽいですね。前日比マイナス圏から戻ってきたことを考えれば十分上が
ってますし。」
J「・・・」
N「・・・キタ?」
J「来ましたね。一気に18000円まで持っていきました。」
N「抜けたかー。一瞬、反応鈍かったから不安は残るけど、今は大型株は人気
あるしな。」
J「18000円割れたら、一気に売られて元通りでしょうけど、堅そうですね。」
15:00
N「あれ?」
J「どうした?」
N「任天堂売られちゃったんですね。」
J「ああ、結構早かった。」
N「結果論ですが、織り込み済だったと。」
J「最近は、『行って来い』が少なかっただけに、こういうのは久々やな。」
N「情報開示前に記者会見のニュース流すとは、相変わらずワキが甘いですね、
任天堂。」
J「記者会見の情報自体は何の意味もないはずやけど、業績関係はまずTDNETで
やるべきやんな。」
そういえばM&A関係のニュースも「△△社が○○時より記者会見」のニュー
スだけが先に流れることが多いですね。
そういうのは全部夜に開催してくれると有り難いのですが。
某運用会社日本株トレーダー 鰊(にしん)
メールはこちら ⇒ nishin-for-t-ipo@hotmail.co.jp
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