皆様、お元気でしょうか?寝不足にはなってらっしゃいませんか?
私は、先週はほとんど午前2時過ぎまで起きていたので、金曜は出社するのが精一杯。大幅高だったもの夢現でさっさと帰ってしまいました。
ちなみに寝不足の理由は第一にワールドカップですが、第二は四季報。
6/15の発売以来、ついつい無作為にページを捲っているうちに、ワールドカップが始まる時間になってしまい、耳はTV、眼は四季報のまま夜が更けていく。そんな夜を過ごしております。
さて、個人投資家の方のHPやブログを見ていると、四季報は一通り目を通しているとコメントする方が少なくないようです。運用会社のトレーダーでそこまで読んでいる人は・・、かなり少ないでしょうね。
というか自分以外に聞いたことありません。変わり者とは思われていないはずなのですけど。
そこで、皆様にお尋ねしたいのですが、四季報を読む場合(流し読みの場合)どの箇所に注目して読み進めますか?今期の場合2160ページもある四季報です。投資スタンスにもよるのでしょうけど、時間との戦いの中で、皆様攻略法をお持ちではないでしょうか?
ちなみに私の場合は、ROE→株主資本比率→現金同等物→08年3月のPL→コメント→チャート→PERという順番です。特に興味をひかれる数値ではない場合でも、一応最後まで目を通します。まともな業績ではなくとも割安で面白いチャートを描いている場合もありますし。
そして、気になる銘柄にページには折り目をつけます。本当は赤ペンでチェックを入れるのがベストですが、ペンを持って読むのは面倒なので、そこまですることはありません。
ただ、読み返してみると「なぜこの銘柄のページを折っているのか?」
「自分がどこの数値に注目していたのか?」と不思議で仕方がないケースもあります。
普段ならすぐに見切ってしまうような、ROE2%台の企業だったり、製造業なのに莫大な負債を抱えていたり、何回読み返しても分からない。
そういうこともありますが、得るものの方が大きく、また、いつ読み返しても新たな発見があるものです。
特にコメントは興味深く、今期の四季報で言えば、「臨床検査薬大手、調剤薬局に力を入れ始めた」とか「商談の進捗について会社は沈黙守る」「期初受注残は史上最高」とかはついつい前屈みになってしまいます。
今週は四季報ファクターで個別銘柄が大きく動くのでしょうか?
最近注目度が高いNYは、金曜深夜はプラスだったのに、朝起きたらマイナス・・。月曜は寄りピンなのでしょうか?試金石かもしれません。
某運用会社日本株トレーダー 鰊(にしん)
メールはこちら ⇒ nishin-for-t-ipo@hotmail.co.jp
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