第二回(連載全2回) 第一回はこちらから
今後の事業展開 1.アーティストホーム 2. リーシング事業 3.オペレーション事業 4. 研究開発活動
配当については、今期は一株あたり250円(前期200円)を実施させていただくことを予定しております。 なお、中期計画については、主要3事業(不動産流動化事業、マンション関連事業、ハウス関連事業)とリーシング事業の成長を前提に作成したものであり、オペレーション事業や今後の研究開発活動の成果は織り込んでいません。 長期目標としては、2011年12月期に売上高1,000億円を目指しております。 来春は、若干名ですが新卒の方にもご入社いただきます。 |
■西堀編集長の視点 |
青木社長の話をお伺いして、自らのビジネスを「不動産メーカー」だとご説明いただいたが、まさしく「メーカー」という言葉がピッタリ来る事業展開である。一見すると、手当たり次第に一戸建て、都心のマンション、リゾートマンション、レストラン等々を展開しているように見えるが実はそうではないのである。土地はそれぞれユーザーに合った最適な建物を構築(メイク)することによってその価値は大きく変わっていると青木社長は考えるのである。
不動産事業を展開する企業の経営者のほとんどは社会人1年生時代から不動産業界に身をおいている人がほとんどである。マンションデベロッパー業界で育った人はマンションに特化し、一戸建の世界で育った人は一戸建て住宅に特化する。同じ不動産事業と言っても自分の得意な分野で事業を運営するのが普通の経営者である。ところが青木社長はどちらかと言えば、商社マン的な発想で不動産事業を営んでいるとも言える。 不動産事業を営むにあたって外部環境が変わったり、物件がいろんな場所でいろんなサイズで出てくる。どのような土地にも最適な使い道があると考え、臨機応変に柔軟性をもって取り組むことによっていかなる機会もビジネスチャンスに変えてしまうのである。 従って、投資家は当社の経営の成果を評価するのは非常に難しくなる。前年は売上があった事業が今年は突然なくなっているなんてこともありうるのだ。アナリストは「○○事業からは撤退ですか?」と質問するが、ニヤリと笑みを浮かべて「現在、仕込み中です」と答えるのが青木流の不動産事業なのである。 12月14日(木)18時30分、東京駅前丸の内にある三菱ビル 10Fコンファレンススクエアエムプラス まで足を運んでジカに青木社長のお話を聞いていただきたい。青木社長の話は退屈なIRの話に留まらない。きっと読者の皆さんの仕事で疲れた頭はフル回転して青木社長の話に熱中するはずである。 |
企業DATA
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