週末は4月の陽気となり行楽地に出かけた人も多かったようだ。
私は土曜日に会社の仲間とゴルフに出かけたのだが、プレイ後に携帯で高速道路の渋滞情報を見ると首都圏近郊から首都高速への流れはどこも10Km以上の渋滞となっていた。渋滞を避けるべく遠回りをして渋滞のない高速道路へ抜けたのは大正解であったが、行きの所要時間の2倍近くかかってしまった。お陰で帰宅は夜の8時過ぎとなり、土曜日の新聞や金曜日に届いた日経ビジネスに目を通す暇もなく食事の後は夢の中となってしまった。
そうなると日曜日が大変なことになってしまったのである。
日経新聞に朝日新聞が二日分、そこに日経ヴェリタス、米国バロンズ誌、日経ビジネスと読むものが多すぎて1日では処理しきれない。
おまけに昨日は知人に頼まれてベンチャー企業の経営者との面談に日中のほとんどを費やしたので、読み物のほうはほとんど手付かず状態となってしまった。
私の土曜日の過ごし方は、年間の4割はIRセミナーの開催で全国を飛び回っている。残りの6割の半分は会社で仕事、半分はプライベートな時間だがほとんど外出している。いずれにしても土曜日は自宅でゆっくりと過ごすことはほとんどない。
つまり日曜日は昨日と同じように巷に散乱するメディア情報の整理とインプット、そしてその情報を如何に有効に活かすかを考える時間となる。
こうなると私のような小さな頭脳の持ち主は365日頭脳を稼動させなければならなくなってくる。週末にゴルフのクラブを握っていても、フィットネスクラブでバイクを走らせていても常に情報をまとめるために脳を動かし続けることになる。
知的という文字が相応しいかどうかはわからないが、脳の(知的)労働がずっと続いていることになる。
欧米ではキリストの教えで日曜日は聖なる日で休息、安息の日である。その日までも労働をしてしまうのはやはり情報洪水が起こっているからではないだろうか。
果たして週末に集中するメディアから発信される情報は本当に投資に役立つのだろうか・・・・
米国のバロンズ誌は土曜日発行されるが、日本の日経ヴェリタスは日曜日発行となっている。
時差があるために海外のデータを掲載するには日曜日になるということかもしれないが、
週末にメディアの記者はひと仕事終えて頭脳を休め、投資家はウィークディにプラスして週末も頭脳を使うことになる。
これでは正直あまり良い知恵も出てくるようなことにはならないだろうと思うようになってきた。
日経ヴェリタス様、日曜日くらいは情報の洪水から開放いただきたい。
もう少し軽い内容なら構わないが、内容が充実しているだけに、頭脳が戦闘体制に入っていない日曜日の朝から読むのはかなり骨が折れることになりそうだ。
できれば私の固い頭を解きほぐすくらいのユーモアのある連載漫画小説など入れていただくくらいの工夫をしていただきたいものである。 さもなければ日曜日ではなくて月曜日でも良いような・・・気がしないでもない。
今日は日曜日の過ごし方に関する個人的な意見でした。
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