2月1日(土)、三菱ビル エムプラスにて、個人投資家の皆様に向けたIRセミナーを開催いたしました。今回は「インスペック、スターティアホールディングス」の2社より、事業内容・財務に関する最新情報や、今後の企業ビジョン等について熱く語って頂きました。
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インスペック株式会社(6656・東証2部)
代表取締役社長 菅原 雅史 氏
当社は、半導体及びIT関連デバイスにおける外観検査装置メーカーです。
◆ オンリーワン戦略
検査装置のシステムを支える超高解像度画像処理技術、高精度メカトロ技術、高性能光学センシング技術の三大要素技術を全て自社保有し、業界屈指の高い総合技術力を誇り、高性能検査装置市場におけるグローバルニッチトップの地位を確立しております。 特に、IoT関連分野及び5Gの普及に伴う高速通信関連分野におけるFPCの微細化、高機能化に対応し、高速・高精度に検査が可能なロールtoロール型検査装置のニーズの拡大に積極的に対応してまいります。
◆新事業への取り組み
この度、世界初となるロールtoロール型でシームレスレーザー直描露光機の開発を完了し、本装置を事業化することを決定しました。 近年、自動車分野ではCASEへの取り組みが急速に進み、これに伴い車内の配線が急増しております。この配線増に伴う重量の増加や品質面などの課題を解決するため、車内配線(ワイヤーハーネス)をFPC(フレキシブル基板)に置き換える取り組みが進んでおります。
この長尺でシームレスなFPCは、今後、自動車分野だけでなく、航空機、宇宙産業、ドローン、ウェアラブル機器、ロボット、医療機器など多くの分野での利用が拡大されることが予想されるため、当該事業が当社の成長を牽引し当社の大きな柱となるよう取り組んでまいります。
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スターティアホールディングス株式会社(3393・東証1部)
代表取締役 兼 グループ最高経営責任者 本郷 秀之 氏
当社は1996年に創業し、中堅中小企業の生産性を高めるべく、OA機器やネットワーク機器などの製品を提供するITインフラ関連事業と販売促進を支援するデジタルマーケティング関連事業のふたつを主軸とし事業を推進してまいりました。
ITインフラ関連事業は、現在の日本が抱える事業承継問題等の追い風もあり、着実に安定成長を図っております。一方、デジタルマーケティング関連事業が属する市場領域は約5兆円の急成長市場であり、当社が提供するAR(拡張現実)ソフトは多くの大手企業で導入され、今後も高い成長が見込まれる事業となっております。
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