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もともと「兜町(証券業界)」の出身であり、長らく自身で株式投資を嗜んできた筆者が、ここ数年はモーレツにFXにハマッています。
その理由や魅力を挙げればキリがないほどなのですが、最も大きなものを挙げよと言われれば、それは少し前までの流行り言葉にもあった「品格」、あるいは「インテリジェンス」の高さを感じるからなのではないかと思っています。その実、筆者は生まれながらの「庶民」でありまして、これまで長らく品格やインテリジェンスなどといったモノとは縁遠い世界に生きてきました。
ざっくばらんに言わせていただきますが、ある意味で株式投資というのは実に「泥臭い」。よく言えば「人間臭い」部分もあり、決して嫌いではないのですが…いつも居酒屋で焼き鳥を肴に杯を傾けていると、たまにはフレンチに赤ワインというものもいいな〜と(こういうところが生来の貧乏性ですね)。
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そう、筆者に言わせればFXはフレンチに赤ワインなのです 。
FX取引というのは、かつて外銀や国内大手行のトレーダーやディーラー、一流商社マンや世界のオイル・メジャーの独壇場であった外国為替マーケットで、彼らと対等な気分で取引ができる画期的な取引手法です。それは、長らく居酒屋でクダを巻くことが常だった自分にとって縁遠かった状況=フレンチ・レストランで赤ワインを喉に流し込む感覚と似ています。
もちろん、ちょっとしたフレンチ・レストランで1本=数万円のワインを楽しむには、まず身なりからしてきちんと整えたうえで出掛けなければなりません。いわゆるテーブル・マナーもわきまえておくべきでしょう。
言い換えれば、以前から外国為替マーケットで活躍していたプレーヤーたちとほぼ対等に向き合い、場合によって彼らを打ち負かすためには、それなりの知識や情報、分析力、判断力などが求められるということでもあるのです。
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そこで、まずはハーバードやオックスフォード、東大などを卒業した頭脳明晰なプレーヤーたちとほぼ同等の知識や情報、分析力、判断力などを身につけようと懸命に努力します。日本はもちろん、世界の主要国の経済指標や異なる二国間の関係、各国の国家元首や中央銀行トップの経歴、彼らの重要な発言や声明などにも、労を惜しまず目耳を傾け、丹念に分析するのです。
そうこうしていると、ときに自分はトリシェECB総裁やバーナンキFRB議長よりもずっと上手に金融政策を遂行できるのではないかと勘違いしたりもするのですが…そこには自ずと限界というものがあります。
やはり…“彼ら”には生まれながらにして勝てないのではないだろうか。ファンダメンタルズ分析など、いくら努力してみたところで“彼ら”にはかなわず、結局はムダな努力に終わってしまうのではないだろうか。
引いては、外国為替取引で勝ち名乗りを上げるなんて、到底不可能なのではないかと考えてしまいます。
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しかし、実は「決して諦める必要などない」のです 。
過去(歴史上)の賢人は、筆者のような“凡人”にもハーバードや東大などを出て、これまで長らく外為市場でメジャープレーヤーとして活躍してきたプロたちとほぼ同じ程度の精度を伴う分析、判断が手軽にできる便利な“ツール”を遺してくれています。
それが、まさにテクニカル分析の手法なのです。
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周知の通り、テクニカル分析というのは、多くの市場参加者の市場分析とそれに基づく投資判断、その結果を体系化したものです。既に体系化されているのですから、あとは便利に使うだけです 。
ちなみに、そこから導き出される「法則」を活用して成功する(=投資成果を手中に収める)には、そのマーケット自体の「懐が深い」ほどよく、その市場に参加する人々の「インテリジェンスが高い」ほどよいのです。ここで言う「インテリジェンスが高い」人々というのは、比較的「経済合理性に適う」と思われることを重視する傾向が強い人々を指します。言い換えれば、無用なリスクを冒さない人々と言えるでしょうか…。そうした人々がより多く参加する市場ほど、よりテクニカルに忠実な動きを繰り返すのです。
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