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前回の本欄で指摘した幾つかの点について、今回は「その後の経過」を確認しておくこととしよう。まず、何より特筆すべきはユーロ/ドルの一目均衡表(日足)に見る遅行線の推移である。
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上のチャートでもハッキリと確認できるように、いまだユーロ/ドルの遅行線は「雲」の下限を下抜けず、頑固なまでに踏ん張っている。思えば、昨年12月18日に1.47ドル台の高値をつけて以来、これまでずっと遅行線は基本的に「雲」の中で上下動を繰り返し続けている。ただ、数日後から「先行スパン1」が急激に切り上がっており、場合によっては「ついに遅行線を下抜ける」可能性も想定しておかねばならないこととなる。
ときに、本稿執筆時(2月16日)は昨年12月18日から数えて「42日」にあたる。
ご存知の方も多いと思うが、一目均衡表の「基本数値」というのは以下の通り…。
9 ・ 17 ・ 26 ・ 33 ・ 42 ・ 65 ・ 76 ・ 129 ・ 172 ・ 200〜257 |
一目均衡表というのは、実のところ「時間」に最も重きを置いており、上記の基本数値によって表される時間というのは「貴重転換のタイミングが訪れる可能性」を予測する場合に用いられる。
一目均衡表の考案者である一目山人によれば、なかでも基本数値「42」は『非常に重要で転換期の大部分をマスターできる数値』であるとされる。よって、43日目以降の動向からは、とくに目が離せないものと考えておかねばならない。
もちろん、現段階では上・下どちらに転ぶか定かではないが、仮に遅行線が「雲」の下限を下抜け、ユーロ/ドルが1.27ドルを下回った場合には、そのまま昨年10月28日の安値を試す展開となる可能性もある。
少々先走るようだが、その後、昨年10月28日の安値を下回るようなこととなった場合には、かねて本欄で幾度も指摘している通り、昨年10月28日の安値を起点とする(B)波は昨年12月18日の高値で終了し、その後は昨年12月18日の高値を始点とする(C)波に入ったと認識することが必要となる。仮に、明確に(C)波入りが確認された場合、この(C)波は今年の秋口あたりまで続く可能性が高く、その間はユーロ/ドルの下降トレンドが続くこととなる。
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