
その1・ターゲットの見つけ方、その人の愛人になる方法
詐欺罪や殺人罪などに問われた木嶋佳苗被告(37)に死刑判決がさいたま地裁から言い渡された。過去には会社経営者・学者・医師・弁護士などといった地位の高い愛人が20人弱もつき、月に150万円もの高収入を得ていたという。今回、ゆかしメディアは、若干25歳にして愛人歴10年、稼いだ額は1億6000万円というスゴ腕の「プロ愛人」に接触し、そのテクニックを聞いてみた。
■月300万円が足切りライン
彼女の名前はユリエさん(仮名)。身長は153センチ、華奢な体型ながら抜群のスタイルを持つが、顔に関してはいたって普通。メイクも控えめで仕事帰りのOLといった雰囲気である。
―なぜ愛人になろうと思ったのか?
ユリエ「何でって、1番お金になるから。母が『人間は裏切るけれど、お金は裏切らない』『男から金を取らなくちゃ、生きていかれない』という考えだったからですかね。姉も愛人をしているんですが、高校卒業後からは某実業家に囲われているんですよ」
ユリエさんの最初の愛人は、バイト先の飲食店経営者だった。勤務日数を増やしてほしいという経営者に対し、「アメリカで手術をしなければならない難病持ちであり、手術代を貯めるためにバイトをしているのでこれ以上勤務日数は増やせない」と断った。普段から病弱を装い、貧血で倒れたフリをしたりしていたため、経営者はその言葉をすんなりと信じ、300万円もの大金をユリエさんに渡したという。
この300万円という額が、ユリエさんにとっての「愛人業における成功OR失敗のボーダーライン」となった。つまり300万円注ぎ込めない男は、ショボい客として認識するということだ。
■金持ち男性との出会いからして演出である!
―相手の男性はどこで見つけるのか?
ユリエ「お見合いパーティーや友人の紹介など、いろいろ試しましたが、一番上質のカモをゲットできたのは新幹線のグリーン車やスーパーシートですね」
ちなみにそんな贅沢な席に若い女性が座っているのは不自然。そのため「体調が悪くて、仕方なく乗っている」という姿を演じる。
これはという男性を見つけたら、自然を装って接触する。例えば、「すみません。このお名刺を落としませんでした?」「携帯の充電器、持っていらっしゃいますか?」という案配だ。
このとき、落とした名刺は相手の自尊心をくすぐるよう士業など立派な肩書きのものを用意しておいたり、携帯は充電を少なくしておくなど、前もっての準備が必要である。
ユリエさん曰く「特に用事がなくても新幹線や飛行機に乗って、出会いを探しています」とのこと。交通費はいわば先行投資なのだ。
外見は「とにかく“普通”。そして“ちょっと可哀想”」を演出することが鉄則とのこと。
■健気さを演出
ユリエ「服も鞄もノーブランド。コートや靴も1シーズン1着、1足。下はジーパンやシャツでOK。普通の質素なOLってこんなもんでしょ? 年収200万円代で質素に生活しながらも健気に頑張っている”可哀想感”が男心をくすぐるんです。顔も美人すぎると警戒されるので、私みたいな中の上レベルくらいがちょうどいいんです」
また、アクセサリーや洋服などを買ってもらった場合は、次に会うときから必ずそれを身につけるのも男心を悦ばせるテクニックだ。
ユリエ「仕草や話し方は、適度なブリッコが基本です。上目遣いで潤んだ目で見つめるなどのベタな攻めって案外効くんですヨ」
ある程度関係が進んできたら、架空のライバルをしたてあげ、「○○さんっていう人から結婚を前提に…って口説かれているの」などといって男の競争心を煽るのも鉄板テクだという。
さて、同じお金持ちでも代々の資産家よりも、一代で財を成した実業家などのほうが愛人向きだという。ユリエ「使うのが大好きだから、一代で成り上がることができるんです。いわばデキる男にとっては、女を囲うことはステイタス。もちろん、大金を使ってもらうのですから、女もそれなりにドラマを演じなければなりません」
ただ、お金持ちの男から好かれるだけではダメなのだ。“気持ちよく”お金を出してもらえるようしむけないと、ゆくゆくトラブルの元にもなる。
次回は、その「金を出させるテクニック」について紹介していこう。
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