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 更新:2013年5月20日
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2012年07月24日(火)

「この頃の若社長」(1)すでにFacebookでつながっている

近頃の若い経営者は新聞を読まない。若い、といっても40歳近い人までがそうだ。このところ、仕事で20代、30代の経営者に会う機会が多く、わたしは自分の興味から、必ず、彼らがどこから情報を得ているのかを訊くことにしている。

 近頃の若い経営者は新聞を読まない。若い、といっても40歳近い人までがそうだ。このところ、仕事で20代、30代の経営者に会う機会が多く、わたしは自分の興味から、必ず、彼らがどこから情報を得ているのかを訊くことにしている。

■ツイッターで情報をとってフェイスブックでコミュニケーション

 答の多くは「ツイッターやフェイスブックから」というものだ。それで、「新聞は読まない?」と尋ねると、おおむね「読まないですねぇ」という答がかえってくる。「ヤフーニュースで充分ですから」と。

 彼らの多くは、デスクに座るとまずパソコンを立ち上げて仕事にとりかかるというパターンなのだが、インターネットの起動画面をヤフーに設定しているのが多数派だ。そこにはヤフーニュースのトピックスが並んでいる。それで事足りるというわけだ。ヤフーでないにしても、ウェブに並ぶニュースのヘッドラインを読みさえすればいい。もし興味を惹かれればクリックして詳細記事に進むなり、自分なりにググればいい。

 また、スマートフォン(圧倒的にiPhoneユーザーが多いが)なら、気の利いた経営者のほとんどは、いち早く“LINE”(通話もメールも無料でできる)というアプリをおとしているから、設定さえしておけば、朝なら朝、夜なら夜の最新のLINE NEWSが自然に届く。こちらももちろん、<続きを読む>もあればリンクでソースにとぶことも可能。

 そう考えれば、なにも朝の忙しい時間に新聞など広げる必要はない。そういえば、満員電車で4つにたたんだ新聞に目を注いでいるサラリーマンの姿もめっきり減ったな。

 若い経営者たちに言わせれば、マスで流されるニュースに関していえば「話があう程度に知っていればいい」。そして、なかには「マクロの情報っていらないんです。むしろ、ぼくらにとって必要なのはミクロの情報」と言い切る人さえいる。たしかに、仕事やアイデアに生きてくるのは後者にちがいない。

■「メッセージは共有しましょう」

 先日、ある20代の経営者(Mくんとしておこう)。の携帯に電話をかけた。
「こんど地方の30代の元気な経営者をとりあげてインタビューしたいんだけど、だれかいい候補いない?」と、わたし。

 すると「ああ、ぼくの先輩でちょうどいい人いますよ。福岡で10億くらいの売上げの会社をやっているSさんというんですが」とすぐに返事がかえってきた。簡単な説明を聞いてから「ぜひ紹介してほしいな」と言うと、「わかりました。あとで連絡します」とMくんは電話を切った。

 しばらくして、フェイスブック経由でメッセージが届いた。Mくんとわたしはフェイスブックでつながっているのだ。メッセージの内容は、Sさんのプロフィールはフェイスブックで見てほしい、Sさんが詳細を聞きたいと言っているということ。

 そこで、さっそくSさんのページを見ていると、Mくんからメッセージが入った。「ぼくが間に入って伝言も面倒ですから、3人でメッセージを共有してやりとりしましょう」と。そしてわたしたち3人は時間差もほとんどない状態でやりとりを始めた。

 別に、同送メールでもたいして変わりはないのだが、なぜかフェイスブックを通じてだと安心感がある。

■フェイスブックを見れば行動が判る

 たがいのフェイスブックのページをのぞけば、人となりや興味関心もわかるし、会社や仕事の表向き以上の情報が伝わってくるからだろう。けっしてカジュアルになるわけではないのだが、“友達の友達”という感覚が生じて、やりとりが堅苦しすぎたり事務的すぎたりしないですむ。そしてインタビューの話はすんなりまとまった。

 どうやら、MくんやSさんが言う「ツイッターで情報をとってフェイスブックでコミュニケーションをとるというのが一般的」というのが近頃主流らしい。

 インタビューの翌日、Sさんから<友達リクエスト>があり、わたしたちはフェイスブックでつながった。その後、Sさんは海外出張に出たのだが、彼のフェイスブックへの書き込みでわたしはそれを知ることができた。

 もちろんわたしに宛てて書かれているわけではなく、「みなさん、これから1週間の予定でベトナムに視察にいってきまーす」というような感じのもの。「ならば原稿チェックのタイミングには間に合うな」と、わたしは思ったものだ。それまでに原稿を書き上げておこうと。(オサム・ノグチ)

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記事提供元
アブラハム・グループ・ホールディングス株式会社。2004年8月設立。資本金及び準備金 5億1,000万円。
株主:東京海上日動火災保険株式会社、創業者他

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