(第一回)10年後、会社が倒産? 国債暴落? 何が起きても生き延びるたった1つの方法
■増税ラッシュ到来の中でどう生きるか
今、あなたの現在の年齢に10歳プラスしたら何歳でしょうか? その年齢でもし会社が倒産し、失業したらどんな事が起きますか? 再就職は容易でしょうか?
会社だけではありません。昨今のギリシャから始まったユーロ危機が発端となり、世界的な恐慌が起き、日本の国債も暴落したら、どうやって生きて行きますか?
多くの人が将来の年金問題含め、先行きが全く見通せない中、ただ漠然とした不安ばかりが募っているのではないでしょうか?
では先行き不透明な世の中で何が起きても生き延びるためには何が必要でしょう?
お金? 確かにお金は大切です。しかしスーパーインフレが起きてしまうと、お金を持っていても意味はありません。また現在、貯蓄率が2.5%まで低下(2012年大和総研調査)し、貯蓄そのものが非常に厳しい状況です。
厚生労働省が先日発表した2011年の国民生活基礎調査では、生活が苦しいと言っている割合が実に61.5%にも及んでいます。
今後は増税の嵐です。現在よりも生活が楽になる可能性は低いと考えるべきです。
つまり明確に言えることは、このまま今までの人生と同じ延長線で生きて行くことは「湯の中の蛙」になりかねないということです。
ではどうすれば良いでしょう?
■「I」を目指す
正解は残念ながら一つではありません。それは持っている資産状況によって生き残り策は異なるからです。
資産が数億以上あるのであれば、やはり資産の分散化を行い、様々な投資をしていく事が必要でしょう。この部分は異を唱える人はほとんどいないのではないでしょうか?
ただ今年の税制改正によって「国外財産調査書制度」が創設されました。海外に5000万円超の国外財産を持っている人は報告の義務が課せられます。とうとう海外に資産分散しにくい時代が到来したのです。
では、ほとんどの人が対象となっている資産数千万以下(資産0含む)の場合にはどうすれば良いのでしょう?
あの「金持ち父さん貧乏父さん」を書いたロバートキヨサキ氏は、最終的にはI(インベスター:投資家)を目指すべきだが、IになるためにはまずB(ビジネスオーナー)に一旦なる事が重要だと言っています。
つまり現在投資家ではない状況で、先行き不透明な世の中を生き残るためには、まずビジネスオーナーになるためのスキル(=独立)を身につけておくことが大切ということです。
ただ多くの人が「独立できるスキルを身につける」と申し上げると非常に高度なスキルであり、ハードルが高いとか、リスクを大変感じるという人が多いと思います。
しかし、独立するためのノウハウは、私の経験上、それほど難しいものではありません。またMBA(経営学修士)といった難しいスキルも一切いりません。
あの人材輩出企業で有名なリクルートは38歳までに退職を勧めるため、38歳以降は退職金の額が減るフレックス定年制度という仕組みがあったのは有名な話です。実はわたしの前職の会社でも退職者の多くが独立しており、1人だけサラリーマンに戻りましたが、その1人を除き、元気に皆、社長業をやっています。
この前職の会社では、辞めるからには独立しなければならないという暗黙のルールが当時あり、そういった状況下では「ダメだったら、サラリーマンに戻ればいいさ!」といった感覚で独立しているため、ハードルが普通の人よりも相当低いのです。
つまり独立はその気になればだれでも出来る事なのです。
■会社が倒産しても生き抜く方法とは?
しかし独立といってもビンボー暇無しのビジネスオーナーでは意味がありません。投資家(I)に繋がるビジネスオーナーになる必要があります。
そこがなかなか独立に踏み切れない要因となっていると思います。では、その投資家(I)に繋がるビジネスオーナーになるためには何が必要か?
それを解き明かしていくのがこの連載の目的です。
わたしは現在、様々なビジネスをやっておりますが、主にインターネット系の会社経営と美容室事業の経営を手がけております。ネットと美容という、全く相反する事業を展開している訳ですが、両事業ともお陰様で大変順調です。ちなみに私は美容免許もなければ、一切、美容のことは分かりません。しかし経営は出来ています。
まだ、わたしが手がけた事業は2つなので、まだまだ偉そうな事は言えませんが、ポイントさえ押さえておけば、ビジネスを成功させることは容易であると思っています。
そのポイントさえマスターしていれば、会社が倒産しても、国債が暴落しても生き抜くことが出来るのではないでしょうか?
次回以降、その成功のポイントを公開していきたいと思います。
◆森田 健太郎 1967年生まれ、大学院卒業後、KDDIに就職。4年半後、ヘッドハンティングによってマカフィーに転職。2000年にセールス世界一となり最年少部長に昇進。その後、ベンチャー企業の役員を経て06年グリーンツリーを設立。4カ月でCMS業界トップレベルに。現在は美容事業も展開中。
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