東京IPO特別コラム:「冷戦 その8 勝因と敗因」
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検証ポイント5:なぜ冷戦は終結したのか?
「アメリカはソ連を破産させる気か?」
冷戦終結の原因は、一言で言ってしまえば、ソ連の破産にあります。アメリカと並ぶ「超大国」だと思い上がり、貴重な資源を身の丈に合わないほどに軍事に費やした結果といえます。
短期的にみれば、レーガン政権の軍事費増大によるソ連軍事費増大...
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東京IPO特別コラム:BRICSサミット2023:加速するドル離れ
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今年8月22−24日の間というジャクソンホール会議の直前、BRICSサミットが開かれました。ジャクソンホール会議の方は日本でもよく報じられていますので、こちらではBRICSサミットについて考えていきたいと思います。
それでもドル離れは変わらない
以前中国が金地金を大量に生産かつ購入しているというお話をしました。...
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東京IPO特別コラム:正しく「戦争」を語り継ぐとは
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原爆投下日や終戦記念日が近づくと、太平洋戦争中、戦争直後のドラマや映画がよく放映さ
れます。しかし、常に不思議なのは、決まって日米間の戦闘か日本本土での話に限られるこ
とです。それでいて、戦争を語り継ぐと言います。かなり偏った「戦争」なのです。
日中戦争と太平洋戦争を正しく理解するなら、満州を含めた中国大陸、...
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東京IPO特別コラム:「ワグネルの乱」のメッセージ
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不可解な「ワグネルの乱」
2023年6月23日、「ワグネルの乱」が発生しました。それまでウクライナ戦争で活躍していた、ロシアの民間軍事会社、ワグネル社の一部が戦線を離脱し、モスクワに向かいましたが、ベラルーシ大統領の仲裁により一日で解散したという、何とも不可解な事件です。
一応の解説は、ワグネル社とロシア軍との...
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東京IPO特別コラム:「冷戦 その7 ラテンアメリカ経済」
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検証ポイント4:植民地は本当に「独立」したのか?
番外編:統治経験のない植民地・ラテンアメリカ
輸出主導型成長を目指せ
日本でほとんど語られることがないですが、アジア・アフリカ独立の先輩格にあたるラテンアメリカに触れておきたいと思います。
ラテンアメリカ諸国は、宗主国がナポレオンに敗北するのを見て、急激に独...
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東京IPO特別コラム:「冷戦 その6 植民地の「独立」?II」
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検証ポイント4:植民地は本当に「独立」したのか?
植民地「独立」へ
植民地政府が、「合法的に」現地民を強制労働者に仕立て上げるには、拒否する現地民を警
察が逮捕し、法廷で裁き、刑務所に連れて行かねばなりません。課税するには、現地民の人
口調査をせねばなりません。このような必要性から、アフリカの地に警察、陸軍、民...
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東京IPO特別コラム:「歴史の重み:冷戦 その5 植民地の「独立」?I」
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検証ポイント4:植民地は本当に「独立」したのか?
1955年のアジア・アフリカ会議(通称バンドン会議)で、アフリカ諸国は、アジアは第二次世界大戦で戦災に遭って可哀そうに、と言っていました。しかし、今日経済発展が著しいのは、戦災に遭わなかったアフリカではなく、アジアです。この差は、何で生まれたのでしょうか?ここでは、ア...
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東京IPO特別コラム:「歴史の重み:冷戦 その4 イデオロギー対決」
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検証ポイント3:冷戦のイデオロギー対決は必要だったのか?
不思議な質問と思われるかもしれませんが、ある意味主要アクターのキャラクターをこれほど如実にあぶりだせるテーマもないように思いますので、取り上げてみたいと思います。
端的にいえば、アメリカがイデオロギー対決を真正面から受け止め、資本主義陣営の雄という役を嬉...
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東京IPO特別コラム:「歴史の重み:冷戦 その3 ソ連の論理」
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検証ポイント2:冷戦中、東西陣営は正しく相手を理解していたのか?
ソ連の論理
英米の読み通り、冷戦当初モスクワには対米戦争をする能力はないと考えていました。それ以上に、東欧諸国を衛星国にできた点ではよかったものの、ドイツ問題はソ連の望み通りの結果にならず、不本意ながら東西分裂となり、アメリカと西欧を結束させてしまい...
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東京IPO特別コラム:「歴史の重み:冷戦 その2 アメリカの論理」
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検証ポイント2:冷戦中、東西陣営は正しく相手を理解していたのか?
なまじイデオロギーという、今まで国際政治が扱ったことがないものが入り込んでしまったため、互いの動きや意図の理解が大きく損なわれていました。結局軍事力というリアリズムが、大国間戦争を止めていたと理解した方がよさそうです。
アメリカの論理
封じ込め...
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東京IPO特別コラム:「歴史の重み:冷戦 その1 起源」
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中国では歴史を評価するのに、50年を待たねばならないと言います。その50年には少し
欠けているのですが、旧ソ連側の資料が数多く公開され、学者たちの研究が大分進んでいま
すので、今冷戦を改めて振り返ってみたいと思います。
冷戦の基本構造
大まかにいえば、冷戦の基本構造は、資本主義と共産主義のイデオロギー対決に...
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東京IPO特別コラム:「静かに進行するBRICS+」
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中ロの世界構想:BRICS+
先日、岸田首相がウクライナを電撃訪問する同タイミングで、中国の習近平総書記がロシアを訪問しました。世界の注目が岸田首相に逸れてしまった感がありますが、世界全体からすれば、中ロのこれからの意図を読み解く方が重要です。その声明には、彼らの新しい世界構想がおぼろげながら表現されているからです。...
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東京IPO特別コラム:「サウジ皇太子の野望」
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3月10日サウジアラビアとイランが中国の仲裁で国交回復するという電撃ニュースが報
じられました。どこが電撃かと言えば、それまで犬猿の仲と評されており、それが火種とな
り、紛争が起きているからです。
従来の構図:犬猿の仲のサウジアラビア・イラン
イスラム教の宗派上からも意見があわない両国ですが、勢力的にいえば...
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東京IPO特選企業レポート:(株)クリーンプラネット
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人類に、「火」の次の発明を。
New Energy, New Future.
クリーンプラネットでは、地球温暖化問題の解決に向けて、
「量子水素エネルギー( Quantum Hydrogen Energy “ QHe ” )」という
新しいクリーンエネルギーを開発しています。
クリーン...
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[English]Special Corporate Report: Clean Planet Inc.
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A unicorn company contributing to the future
Clean Planet Inc.
Click here to download the PDF
Developing “Quantum Hydrogen Energy”, a future energy for the...
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東京IPOトップインタビュー:ENECHANGE(株)(4169・東マザ)
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ENECHANGE株式会社(2020年12月23日上場 /東証マザーズ:4169)
PDF版のダウンロードはこちらから
ENECHANGE株式会社は、エネルギー分野のデータサイエンスに特化したベンチャー企業で、欧州と日本との多国籍のエンジニア陣が活躍する。2015年の創業から1年を待たずして電力、ガス、石油業界...
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